ボーデン湖
2016年7月以来、メアスブルクの歴史的なハイリヒ・ガイスト・シュピタルの「ヴィネウム・ボーデンゼー-ワイン、文化、歴史の家」は、町の文化プログラムを充実させている。
400年の歴史があるこの建物は、愛情をこめて贅沢に博物館に改装され、現在では600平方メートルの広さと2つのフロアで、ワインの文化史に関するインタラクティブで感覚的なツアーを提供している。
ヴィネウムの入り口には、1607年に作られた印象的なワインプレスがある。トルケル自体に設置されたメディア・インスタレーションは、大きなきしみ音と軋み音を用いて、この技術的記念碑の機能を具体的なものにしている。ワインは歴史と文化をつなぐ要素であり、またボーデン湖周辺地域を世界的な文脈の中に位置づける有意義な架け橋でもある。このため、ヴィネウムは地元の人々だけでなく、国内外の観客にとっても刺激的なものとなっている。
2つのフロアにまたがる大小さまざまな部屋には、メアスブルク、ボーデン湖、ワイン、文化をテーマにした、興味深く好奇心をそそる、インタラクティブで歴史的な展示物が並んでいる。101本のワインボトルが並ぶインスタレーションでは、世界中のワイン生産地が一堂に会する。1865年に作られたボーデン湖最古のワインボトルはその前段階であり、フレグランス・ステーションでは、ボーデン湖産ワインに含まれる20種類以上のワインの香りを嗅ぐことができる。ヴィネウム・ストアでは、ワインとデザインの全領域を示す珍しいワイン・アクセサリーを展示し、ワインが食材から嗜好品、そしてライフ・スタイル製品へと発展してきたことを説明している。館内のヴィネマテークでは、ボーデン湖産ワインの試飲ができる。
博物館の運営に加え、屋根裏部屋を改装した特別展も開催されている。厳選された文化プログラムやイベントプログラムが、ヴィネウム・ボーデンゼーのポートフォリオの内容を締めくくります。
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